フルート奏者 歯列矯正中の吹き方のコツ

歯列矯正

これを読んでくださっている方は、歯列矯正をしながらのフルート演奏に苦戦しているのかな、、
と想像します。

私もフルート奏者でありながら、ワイヤー矯正をした経験があります。

そのときに身につけた矯正中の吹き方のコツをお伝えします。

私は上の歯が裏側矯正、下の歯が表側矯正を行っておりました。

結論から申しますと、音が出づらい原因は矯正器具によって唇が浮いてしまうことにあります。

これを解消するためには、いつもよりぎゅっと口に力を入れて吹く、もしくは、下唇が浮いている場合には、リッププレートに押し付けるようにして器具によって出来た隙間を埋める。

これが有効でした。

普段の指導でしたらむしろ
力を抜いて!ということが多いのですが、
矯正中は同じようにはいきません。

ちなみに長時間練習するとかなり痛くなるので、無理は厳禁です。

そしてもうひとつ大事なこと

「息をしっかり流す」

これ意外と大事なのです。

というのも、思い通りの音色が出ずにアンブシュアをあれこれ模索しているうちに、一番大事な息の流れがおろそかになりがちなのです。

最後に、練習のコツとしては

矯正中は毎日歯の状態が違うので、一喜一憂しない!

歯は毎日動くのです。それに伴って、アンブシュアも毎日変化してしまうので、その変化に付き合うつもりで大きく構えていたほうが良いです。

痛いし、いい音は出ないし、めげそうになる気持ちはよくわかるのですが、矯正が終わったときには大きく前進できると信じ、今を乗り切りましょう♪

以上がおおまかなコツなのですが、

もっともっと具体的な練習方法については
こちらの記事フルート奏者 歯列矯正中の練習方法を、ご覧ください♪

お悩み状況別の練習方法が書いてあります。

お役に立てれば幸いです。